男性保育士の挑戦と苦悩:勇気と決断の辞職
私は男性だったのですが、昔から子供が好きだったので男性保育士になりました。
勿論、最初は女性ばかりの職場ですし、不安ばかりがつきまとっていました。
しかし、いざ仕事が始まるとそんなことは気にしていられなくなりました。
仕事は勿論、子供の世話をすることなので、とにかく子供について勉強したり悩むことばかりでした。
今までは自分の近くにいる身近な子供達でしたが、職場の子供達は人様の全く知らない子供達でしたので、毎日戸惑うことばかりでした。
特に1歳から2歳と言ったまだ赤ん坊になると尚更大変だったのを覚えています。
オムツの変え方や泣いている時のあやしかたと色々でした。
また、時々 子供というのはよく動くので目には見えない怪我などもするので注意してみていなくてはいけませんでした。
その為、私の気づかないうちに怪我をしてしまっていて、保護者のかたに注意されたことも度々ありました。
幸い、当事先輩であった女性保育士さんがフォローしてくださったので助かりましたけど。
とにかく、大変な毎日を送っていたことを今でも覚えています。
また、勤務時間も朝から夜遅くまででしたので、疲労と睡眠不足に陥ったこともありました。
特に疲労がひどいときは休まして頂き、そのまま病院に行き点滴を射って貰ったこともありました。
その当事は疲労とまた精神的ストレスにより尿から血がでることもあり、危ない時もありました。
ですが、この仕事になったからには当然のことでしたので、しばらくは頑張って続けていました。
しかし、先輩である女性保育士さんが辞めてしまい、新しい先輩女性保育士さんが私とペアになったのです。
そして、それからはその先輩と共に子供の世話をしていたのですが、反りが合わなくよく注意を受けるようになりました。
その為、私はまた精神的ストレスが溜まり始め、しばしば職場を休むようになりました。
それでなくても手が足りない職場でしたので、余計 面倒をかけてしまい ますます自分の身を縮めてしまったのです。
そして、私はついに辞める決意をし辞職に至った訳です。
保育士の挑戦と壁:人間関係と環境の苦悩
保育士を辞めて3年になるヒヨコです。
私は、中学生の頃職場体験で、保育園に行きました。
その時に出会った園長先生に子どもたちの中には虐待で苦しんでいる子が居るということを知り衝撃的でした。
しかし虐待の環境は親が作り出してしまうもので、保護者とも向き合っていかなければならないと教わり、保護者も子どもたちも両方支えられるような保育士になりたいと心理士と保育士の資格を両方取得することを目指し、実際に認定心理士と保育士の資格を取得しました。
そして念願の保育士になり、初めて務めた保育園は園児が300人以上いる大手の保育園でした。
働きはじめた頃は右も左も分からず、とりあえず先輩保育士に言われた通りのことを見様見真似でしました。
それでも疑問に思うことが増えていきました。
沢山あったのですが、例を挙げると、
1つは子どもをまるでペットのように扱っていること。
言うことを聞かない子には容赦なく手を挙げていました。
それも、見えない場所にするという陰湿なものでした。
私はそれはどうしてもしたくなかったので、子どもたちの目線に合わせて、言葉で知らせていたのですが、その私の行動は、先輩保育士の先生方にはよく映らなかったようで、甘すぎるとかだから子どもになめられるとか言われ続けました。
それから、保育園という場所は保護者の手助けをする場だと学校で教わってきたのですが、そこの保育園は、土曜日に保育士が休みを取れるように、保護者の方が子どもを預けたいというと、仕事があるのかどうかとことん突き詰め、美容室にいきたいとか病院に行きたいといった理由では子どもは預けられないとその日の朝に保護者を説得して帰すようなこともしていました。
今思うと、保護者の方もよく苦情を言わずにいたなと思います。
それからやはり辛かったのは人間関係です。
幸いにも同期が3人居たので、助け合ってやっていたのですが、同期3人とも別の先輩保育士からのいじめが酷く、同期のうち1人はうつ病になってしまいました。
それでもいじめていた先輩保育士は、同期が心が弱すぎるのがいけないと豪語していたのが信じられませんでした。
私もやれと言われたことをすれば怒られ、やれと言ったのは先輩保育士だったのに私のせいにされて他の先生に怒られることが続きました。
給与は恐らく保育士の中では良かった方でしたが、休日も先輩保育士の趣味に付き合わされたり、研修があったりとまともに休めることはほぼありませんでした。
そういったこともあり、だいぶ引き止められましたがやめる決意をして辞めました。
保育園によって、内情は違うと思いますが、現実の保育現場は人間関係や劣悪な環境があることが多いです。
上記の保育園に勤めた後、2か所の保育園で勤めましたが、どちらもオーバーワークでした。
労働条件が改善されていくことを切に願っています。
保育士としての経験と辞める理由:長時間労働・人間関係・低給与の壁
軽い気持ちで保育士になったけど辛かったです。
2021.11.22
はじめまして、新卒から保育士を3年経験して辞めたスイッチです。
今は全く関係のない事務の仕事をしています。
私が保育士に就職しようと思い、保育の専門学校に入ったのは子供が好きだったことと、あとは資格があれば就職に困らないと考えたからです。
実際、就職の際には受けた一社にすぐに内定をもらうことができ、簡単に就職が決まって万々歳でした。
しかしながら、就職してからは保育士という職業の大変さを色々な面で感じる日々でした。
やはり社会問題化しているだけはあり、私が働いていた保育園も例外ではなく大変な職場でした。
まずは、時間外労働の長さです。
時間外労働というのは、円での超過勤務だけではなく、家に持ち込んでやらなければならない仕事が多かったです。
具体的には、子供が遊ぶためのおもちゃやを切り抜いたり、あとは日報も家に持ち帰って書いていました。
特に、工作系があまり得意でなかった私は余計に時間がかかってしまい、当時同棲していた恋人にもしばしば手伝ってもらっていました。
次に大変だったのは園での人間関係です。
基本的にどこの園も女性が大半のところが多いと思いますが(最近は男性も増えているのでしょうか?)、私のところも女性がほとんどの職場でした。
女性社会はかなりの縦社会で、気に入らない人がいれば陰口も叩かれてしまいます。
私も1人に目をつけられてしまい、厳しい指摘をみんなの前で受け帰った後泣くこともしばしば。
運動部にも所属したことがなくどちらかいうとほんわかした性格のため、思った以上に体育会系の人間関係に最後までストレスを感じて過ごしました。
また、職場には同期に男性もいたのですが、女の中に男が1人いれば取り合いにまではならないものの、気に入られたいとして媚を売る人も出てきます。
保育士は意外と身なりが自由でその男性の先生は金髪に近い髪色をしたイケメンだったのでなおさらでした。
そんな中同期ということで仲良くしていたことで目をつけられて嫌味を言われたことも辛かったです。
そしてなんと言っても給料が低いのが辞める決め手でした。
家での作業も時給換算にしたら悲しくなるくらいの給料でした。
どこかの自治体では保育士を高待遇で迎えるという条例作っていて、今度は保育士の待遇改善の流れができるかもと思ったのですが、それまで忍耐することはできなかったです。